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依存症・嗜癖

嗜癖(しへき)は「アディクション」ともいいます。
また、医学モデルでは「依存症」という言葉が用いられています。
その意味は、『あるものを特に好き好む癖、ある特定の物質・行動・人間関係を特に好む性向』です。
嗜好は好んだ結果の是非ですが、嗜癖の場合は自他にとって望ましくない事態を招く場合をいいます。

疾患としては「快体験が動機付けとなって誘発された行動を繰り返すうちに、不適切な事態を招くようになり、それにもかかわらずそれをコントロールないし中止できなくなった状態」と定義することができます。

※ここでは、依存症という言葉をもって嗜癖やアディクションの概要とその本質を説明します。


依存症とは
依存症は自己制御を失った、「コントロール不全の病」であるということがいえます。

依存症になることで本人は次第に心身を蝕まれて、職場の人や友人、家族との信頼関係を失い、仕事を失い、家庭を失い、夢を失い、最後には命を失う恐れもあります。

家族は本人の問題行動に振り回されたり、そもそも家族自体が病んでいたりします。
家族というシステムそのものが機能不全に陥っていると解釈であり、そのような家族の状態を、「機能不全家族」といいます。

代表的なものでアルコール依存症がありますが、アルコールを飲まなくなれば問題が解決するというのではなく、その人が生き方の問題や生きづらさを持っているからこそ、アルコールに依存してしまっているということがいえます。

きっかけは「快」の体験が最初にあります。
快をもたらす物質摂取や行為を繰り返すことで、次第にその摂取量や行動頻度が高じていきます。
同等量の快体験を得るために、より多くの刺激を求めるようなります(耐性ができる)。
そのうちに自分でコントロールができなるなり、最後には快ではなく不快な体験であるにもかかわらず、物質摂取や行為をしないではいられなくなります。
それは、それをしなかったことにより、さらに苦しい状態に陥るからです(離脱症状)。
そのために、どのような手段を使ってでも摂取しよう、行為をしようと血眼になります。

依存症の種類
依存症には@物質依存A行為依存B対人関係依存の3種類があります。

@物質依存
物質依存にはアルコール依存症やニコチン依存症、薬物依存症があり、薬物依存症には違法薬物への依存と、処方薬や市販薬への依存があります。
処方薬依存では、常用量依存といって、使用量は増えないが、減量や中止によって離脱症状が出たりします。

A行為依存
行為依存にはギャンブル依存症や買い物依存症、虐待(児童、配偶者やパートナー、高齢者)、窃盗や万引き癖、性犯罪、摂食障害、自傷行為があります。

B対人関係依存
対人関係依存は人に対する依存であり、あらゆる依存症の根底ある病理です。
対象が物質でも行動でもないために、周囲からは一見わかりづらい面があります。
原型は「共依存」です。

共依存
共依存とは、人に依存する人と、人から必要とされることに依存する人同士の組み合わせです。
依存する側もされる側も互いの依存に気づかず、いびつな関係性が保持されて、それなりに安定して固定化してしまいます。

共依存症者には、いやいやながらも依存症者と離れず「別れたい」と口にはしても決して別れないなど矛盾した言動が認められます。
それは意図的ではなく無意識的とはいえ、本来ならばコントロールできそうもない他者をコントロールしようと必死になります。
何かしらに依存している依存症者を切実に必要として、その依存症者が自分自身に依存し続けるという状況を作り出して、相互に依存しあいます。

自分が主人公となる人生を生きるのではなく、他者の人生に入り込み、他者をコントロールする(世話をする)なかで、自身の生きがいや生きる意義を見出します。
時に、自分の人生を生きることに対して罪悪感を持っています。
また、一方の依存症者は相手に支配(操作)される人生を生き続けます。

一見、依存症者と共依存症者の役割は異なりますが、両者の心性そのものは同じであり、役割が行こうすることもあれば、その逆もあります。


依存症・嗜癖の治療方法

依存や嗜癖が続いていけば心理的な自立を妨げられ、経済的にも苦しくなり生活に窮することになります。
当ルームでは主に家族間にある共依存を心理カウンセリング、心理療法により解消することが可能です。
お互いが依存しあうことで起こっている不幸の世代間連鎖を断切ります。

依存症・嗜癖を解消しましょう

依存や嗜癖が続いていけば心理的な自立を妨げられ、経済的にも苦しくなり生活に窮することになります。
当ルームでは主に家族間にある共依存を心理カウンセリング、心理療法により解消することが可能です。
お互いが依存しあうことで起こっている不幸の世代間連鎖を断切ります。

また、依存の対象が無くなったあとのフォローや実際の生活の自立も支援することができます。
何かに頼りながらの人生ではなく、あなた自身の足でしっかりと立ち、歩めるようにサポート致します。

もちろん、アルコールやその他の依存でお困りの方もご相談いただけます。
依存や嗜癖の解消はひとりでは難しいものです。
しかし、専門のカウンセラーと一緒に取組むことで新しい人生へと一歩を踏み出せるようになります。
是非、お困り・お悩みの方は今すぐご相談ください。


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