ホーム >親子問題

親子問題

親子問題とは、親と子どもの間で起こる様々なトラブルや確執のことです。
親と子どもの関係はたえ子どもが60歳になったとしても、親が生きている場合は親子の問題は発生します。
また、親が離婚等でいない、または亡くなった場合でも子どもの心のなかに居続けてトラウマとなり悩み苦しませることもあります。

親子問題は派生して2次的被害も発生させます。
例えば、親と子どもの価値観の違いにより言い争いが起こった場合、エスカレートして虐待となったり、家庭内暴力となったりします。
または精神疾患が発症してうつ病やパーソナリティ障害の症状が出たりします。
ある人はストレスからお酒やギャンブルにはしり依存症となるケースもあります。

いわゆる機能不全家族となり、そのような環境で育った子どもは人格形成にも大きな影響を及ぼします。
環境により形成される人格は様々ですがうまく感情表現ができない、自己批判的、情緒不安定など、社会生活を送るうえで支障が出るケースが多くあります。
人格の歪みにより人間関係、仕事、もしくは人生そのものがうまくいかなくなります。そして、問題のもとをたどって行くとやはり、

すべての心の問題、性格の歪みは親子関係が起因しています。

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、3歳までに人格の基本ができるということは科学的に証明された事実です。
精神分析学では脳の神経細胞の発達は生後3歳くらいまでの期間に急速に発達して、8歳くらいで脳内神経細胞のおよそ80パーセントが完成されると言われています。
この期間に急激な成長をする脳内では、脳神経に強く受けた刺激の配線を残しています。
これが「性格形成の原点」と言われています。

「性格はなかなか変わらない」のもこれが理由です。
幼児期に受けた刺激は無意識に脳内に刻み込まれます。
そこで十分な愛情や安心できる環境を与えられないと「自分は何者なのか」という自己(アイデンティティー)も危うくなります。
不安定な土台のうえに育つ性格もやはり不安定になっていきます。
それがつかみどころのない「生きづらさ」となるのです。

親子問題は世代を通して連鎖していきます。
子どもが親となり、その子どもがまた問題の影響を受けるという負の連鎖です。
この連鎖を断ち切るには、誰かを何かを変えることよりも先に各人が抱える心の問題を解消して自律することが何よりも必要です。

親子問題は日本の抱えるメンタルヘルス問題の黒幕的な存在なのです。

親子問題が与える心身への影響

私たちは様々な問題により常にストレスにさらされていますが、それは目に見えるものと見えないものがあります。
親子問題も同様です。
それは現在進行形のものもあれば、過去からのものもあります。
さらに、緊急性の高いもの(生命の危機等)とそうでないものがあります。

■緊急度 高:露呈度 高:現在進行中
代表的は事象は虐待やひきこもりなどです。
親から直接的な暴力やネグレクトを受け続けていたり、ひきこもりが数年続いているなら心身のストレスレベルは最悪です。

■緊急度 高:露呈度 低:過去から
トラウマなどの事象が当てはまります。
また、並行して強迫性障害やうつ病など何かしらの心の病気を持っていることが多くあります。

■緊急度 低:露呈度 高:現在進行中
過干渉や社会での適応や人間関係がうまくいっていない場合などです。

■緊急度 低:露呈度 低:過去から
何となく感じている生きづらさや違和感などがそれにあたります。

これらの「親子問題」はすべてストレスとなり、あなたの人格や人生に影響を与えます。
自分では親または子がおよぼしている悪影響を感じていても、自身で原因を突き止め、改善するのはなかなか困難です。

しかし、ご相談いただくことで対処することは可能です。
きっと親子問題の解消=人生最大の転機となることでしょう。


親子問題の種類

親子問題を抱える家庭は機能不全家族とも呼ばれます。
親子問題には3タイプあると考えます。

目に見える親子問題
自他共に問題が明確になっている家族のことです。
例:虐待、依存症(アルコール、ギャンブル、薬物 等)、不登校、精神疾患(うつ病 等)
  犯罪、自殺 など

目に見えない親子問題
他人には問題が見えず見た目は健全にみえる家族のことです。
例:過干渉、過保護、抑圧・威圧、放任・無関心

あいまいな親子問題
別の問題により機能不全になっているのかはっきりしない家族のことです。
例:介護、相続、経済(借金 等)、夫婦不和、離婚・ひとり親



家族の種類
過干渉家族
子どものやる事なす事すべてに口を出さずにはいられない親です。
細かいことも気になり子どもの自主性は無視されます。

過保護家族
子どもの安全を思うあまりすべて先回りしてやってあげる親です。
子どもが失敗して成長する機会を奪ってしまいます。

無関心家族
子どもの成長や出来事に関心がない親です。
自分のことに対する興味が優先されるため子どもには必要最小限の関わりしかもてません。

仮面家族
良い家族を演じようとする親です。和気あいあい、ニコニコ仲良くしていることを世間にアピールします。
そのため家の内面と外面での2面性があったります。

否定家族
何でも否定してしまう親です。
自分のやり方が正しいと思っているため、子どもの主張はことごとく却下されます。

強迫家族
ある事柄やルールに囚われている親です。病的にこだわるため子どもは戸惑い、じきに子どもも囚われていくようになります。

関白家族
亭主関白、かかあ天下など絶対君主が家庭にいます。
そのため、子どもは反対すること、反抗することは絶対に許されない環境で育ちます。

世代間ギャップ家族
親の世代と子どもの世代には必ずギャップがあります。
親はそのギャップを受け容れることができずに子どもに自分の価値観を押し付けたりします。

ギクシャク家族
なんかうまくいかない。
なぜか雰囲気がよくない。
いつも歯車がかみ合わないなど、どこもおかしくないはずなのにまとまらない家族です。

円満家族
お互いを尊重できており、何でも思うことを言い合える家族です。
愛情をかけ合い、助け合うことができます。
必要なときには厳しくさとすこともできる関係です。





▲ページトップに戻る